LIFE DESING BASE 〜こどもとはじめる自分2.0〜

カラダもココロも健やかに、自分らしい毎日を秘密基地で企むように生きるための気づきを、こどもと暮らすナース視点でをあれこれ綴ります。

賛否あるけど、勇気を出して「大丈夫だよ」と言いたい子連れ海外旅行。

 

小さなこどもとでも海外に行くメリット

幼い子供を連れての海外。
賛否あるかもしれませんが、「本当行きたいけど・・・」や「不安はあるけど帯同が必要・・・」など、必要としている人に届くといいな思います。
 
確かに長時間のフライト、時差、気候の変化、食べ物変化などなど、子供にとって少なからず負担となるのが海外旅行。
でも必ずしも「子供がいるから我慢しなくてはいけない」とは私は思っていません。
小さなこどもと海外旅行に行くメリットを、私はこんなふうに考えています。
 
  • 日常から隔離された環境で、家族で楽しい時間は共通の思い出としてかけがえのないもの。(はっきりとした記憶に残らないとしても)
  • 自分とは違う言葉を話す人がいる、雰囲気の違う場所があるという経験は、世界の広さを肌身をもって染み込ませてくれる。
  • 早いうちにマイノリティ体験をすることが他者理解と受容に繋がる。
  • 「完璧でない親の姿」と「挑戦して乗り越える親の姿」をみて学ぶ機会になる。
 

特に最後のがキモだと思っていて、「いつもと違うお父さん、お母さん」というのは子供にとって貴重な体験です。
海外旅行を楽しんでいる親の姿・・・はもちろんのこと、いつも何でもできるお父さんお母さんが、コミュニケーションで手間取っている、見知らぬ街で地図を見ながらオロオロしている、それでも試行錯誤して難局を突破していく姿を見て、困難を乗り越える姿勢を感じ取ってくれるはずと期待しています。
これは、私自身が語学堪能でもなければ地図の読めない女であることの正当化でもあるんですが(笑)。

小さくてわからないでしょ?と思っていても、見ている感じているのが子供かなと。
そして、頼りない親なんてすぐに追い越して、親を助けてくれるような頼もしい子供に育つに違いないと思っています。


長男3歳4カ国、次男0歳初海外


2人目育休の終わりに(2019年3月)、次男のお披露目を兼ねて、3週間アメリカの親戚宅にホームステイに行ってきました。
長男は0歳の終わりに初めて海外旅行を経験し4カ国目、次男8ヶ月で初めての海外旅行でした。
滞在先はヒューストン。
なかなか観光ではチョイスしない都市かとは思いますが・・・
ロケットあり、ロデオあり、ステーキあり、BBQあり・・・
ちょっと足を伸ばせば西部劇のような景色やビーチリゾートもあったり・・・
テキサスはもともとメキシコの一部だったのでTEXMEX(テキサス流メキシコ料理)なども美味しく、実は魅力満載のエリアです。

ヨーロッパやニューヨークと同様、片道11〜13時間のフライト・・・
ちょっと勇気がいりますよね・・・。

 


大人だけとは全く別モノ!新しい旅のスタイルで。

大人の「行きたい」に付き合ってもらう以上、子供の負担に十分配慮できる日程的・精神的余裕をもって計画する必要があるのはもちろんのことです。
詰め詰めの予定で、「せっかくの海外だし!」と動きまくることはできません。
お昼寝の時間も確保する必要があるし、子供が疲れているようだったら予定をキャンセルする覚悟も必要です。
入れるお店も限られるかもしれないし、夜遊びだって難しい。

時差に関しては個人差あると思いますが、今回子供達は時差調整に3日ずつかかりました。
昼夜全く逆なので、初日は深夜1時に覚醒しキラキラモードに突入。
4時間遊んでようやく寝る・・・。
お昼寝すると起きられない・・・。
これを少しずつ慣らしていったので、最初3日は半日ずつしか活動していません。
1週間のお休みを使って出かけたとしたら・・・長時間フライト+時差ボケ調整期間を穏やかな心で許容できるか、よく考えて行き先の選択・滞在計画練る必要がありますよね。

大人だけとは全く違う・・・と心得つつ、また新しい旅のスタイルを見い出すことを楽しみましょう。
子供にあわせたのんびりペースだからこそ見える景色や、感じられる自分の心の動きもあったりします。


メリットいっぱい!是非とも子連れで海外旅行するべし!
と言いたいわけではないんです。
「今はいいかな」と思えればそれもよいでしょう。
ただ、子供がいるという理由で、親になったからと言って、何もかも諦める必要はないと思うのです。

子供の好きに応えてあげるのと同じように、自分の好きも大切に。